2026/04/18 08:36
【水をためるバッグ】は、なぜ生まれたのか
『水をためられるバッグ』と聞いて、少し不思議に感じる方も多いかもしれません。
実はこの機能、思いつきではなく、何度もの試作と失敗を重ねる中で生まれました。
読売新聞でも紹介された“izatoki”の防水バッグ。
なぜ「水をためる」という発想にたどり着いたのか。
【水をためられる構造】を形にするまでの開発の裏側をお伝えします。
なぜ水をためる発想が生まれたのか
【台風21号の経験から見えた課題】
『水をためられるバッグ』という発想は、
特別なひらめきから生まれたものではありません。
2018年の台風21号。
その経験が、すべての始まりでした。
災害の中で感じたのは、
= 備えていたはずなのに、足りない =
という現実。
特に強く感じたのが、
日常と防災が分断されていることでした。
【防災と日常をつなぐという視点】
防災用品を揃えようとしても、
📍 使わないまま保管される
📍 いざという時に使えない
📍 続かない
という問題があります。
そこで考えたのが、
『普段使っているものが、そのまま非常時にも役立つ形』
でした。
もともと登山やアウトドア、服飾の経験から、
📍 水に強いもの
📍 濡れに対応できる構造
をつくることは自然な流れでした。
その延長線にあったのが、
『水をためる』という機能
です。

試作と失敗の繰り返し
最初の発想は、とてもシンプルでした。
『防水生地なら、水はたまるはず』
しかし実際は違いました。
📍 縫い目から水がにじむ
📍 重みで形が崩れる
📍 持ちにくい
👉 思ったようにはいきませんでした。
『防水=水がたまる』ではなかった
ここで気づいたのが、
『防水』と『貯水』はまったく別物
ということです。
防水は、
📍 外からの水を防ぐ機能
一方、貯水は、
📍 中に水を保持する構造
👉 より高い設計精度が必要でした。
この気づきが、開発の大きな転換点になりました。
構造と素材の工夫
水をためるために重要だったのは、
水の通り道をなくすことです。
そのために行ったのが、
📍 縫い目の見直し
📍 水を包み込む構造設計
📍 荷重分散の設計
特にループ配置のバランスは重要で、
👉 水の重みでも安定する設計
を意識しました。
【素材と縫製の最適化】
素材選びも重要なポイントでした。
📍 防水性だけでは不十分
📍 柔らかすぎてもダメ
📍 硬すぎても使いにくい
👉 必要だったのは“バランス”
そこで選んだのが、
📍 扱いやすいナイロン素材
📍 強度を保つ縫製方法
パタンナーとしての経験を活かし、
機能と使いやすさを両立する設計
を追求しました。

使いやすさとの両立
どれだけ機能が高くても、
使いにくければ日常では使われません。
そこで重視したのが、
📍 開け閉めのしやすさ
📍 持ちやすさ
📍 気軽に使えること
👉 「考えずに使える」こと
【軽さと収納性の工夫】
さらに意識したのが、
使わないときに邪魔にならないこと
📍 コンパクトに折りたためる
📍 軽量で持ち運びやすい
👉 常に持ち歩ける状態を作ることで、
いざという時に手元にある
を実現しました。
完成したバッグの価値
開発は、机上では終わりません。
実際に使って検証しました。
📍 外遊び
📍 プール
📍 キャンプ
📍 日常生活
その中で見えてきたのが、
📍 濡れ物をそのまま入れられる便利さ
📍 水をためて使える実用性
👉 『あ、これ使える』瞬間の積み重ね
【『日常で使える防災』という完成形】
最終的に目指したのは、
特別な防災バッグではなく、普段使いできるバッグ
です。
日常の中で使いながら、
📍 いざという時にも役立つ
📍 無理なく備えられる
👉 それが【フェーズフリー】
日常と防災をつなぐバッグ
“izatoki”防水バッグは、
日常で使いながら、いざという時にも役立つバッグです。
【理由】
- 防水だけでなく貯水できる構造
- 試作を重ねた設計
- 使いやすさとの両立
【実例】
- 外遊びでそのまま使える
- 水をためて活用できる
- 日常の延長で防災になる
【再結論】
使っているものが、そのまま備えになる
それが、このバッグの価値です。
このバッグに込めた想い
防災は、
『特別な準備』ではなく、
『日常の中にあるもの』であってほしい。
【水をためられる】という機能は、
その象徴のひとつです。
日常も、アウトドアも、
そして“いざという時”も。
すべてをつなぐ存在として、
このバッグがそっと寄り添えたらうれしいです🌿

開発の背景や実際の掲載内容もご覧いただけます
